前回は、統率者戦(EDH)のざっくりとした、概要について説明しました。

第1回:http://edit.diarynote.jp/home/diary/edit?time_id=201706152328474760

第2回の今回は、統率者戦を始め用としている人に、お勧めのデッキについて紹介しようと思います。


統率者デッキには大きく分けて2種類が存在します。

・構築済みデッキ
Wizards社が出している製品。
4,000円くらいで売られています。
開封したらすぐに遊べます。

・ハンドメイドデッキ
自分で組んだデッキ。
ジェネラルの能力を活用するデッキ、ジェネラルはただのカラーマーカーになっているデッキ、etc


統率者を始めるにあたって、どんなデッキを組めばいいか分からない人は、
まず構築済みデッキを買うことをお勧めします。
統率者の構築済みデッキは以下の製品があります。

・統率者(2011年版)
→初期製品のため、非常に強力です。
  色は楔3色です。(友好色2色+敵対色1色)
  絶版です。プレミアが付いています。
  レガシーでも使われるカードが多く採用されています。
  そのため、当時4,000円くらいだったのが、現在は1デッキで10,000~15,000円程度します。
  定価で売られているお店見つけたら、買占めましょう!

・統率者(2013年版)
→2011年版が強すぎたために、調整をかけたデッキです。
 それでも結構強いです。
 こちらも絶版ですが、Amazonなどで見かけることがあります。
 統率者領域を活用する能力が多いです。

・統率者(2014年)
→プレインズウォーカーがジェネラルです。
  単色デッキとなっています。
  プレインズウォーカーの能力を存分に使いたい人にお勧めです。

・統率者(2015年)
→対抗色のデッキです。
 ジェネラルを唱えた回数だけボーナスが貰えるようにデザインされたカードが多いです。

・統率者(2016年)
→4色デッキです。
  イラストアドです。
  ネフィリムは入っていません。
  共闘をもつクリーチャーを2体ジェネラルにすることができます。
  最新のセットなのに、品薄気味です。

・Commander Ansology(2017年)
→過去に発売された統率者で、人気のあったものを選んでセットにしたものです。
  4デッキ1セットなので、お金に余裕がある人にお勧めです。

とここまでざっと大まかな内容を書きました。
紹介文は冗談っぽく書いていますが、真実です!

ここで、どれオススメかと言うと、
個人的には、2014年版、2015年版です。

理由は単純。
色事故が起きにくいから。

デッキで使える色を増やせば増やすほど、色マナが揃わずに、
肝心な時にカードがプレイ出来ない。ってことを誰しも経験したことがあると思います。

統率者デッキも例外ではないです。
基本土地以外1枚制限のため、色事故を解消させるようにするには時間がかかったりします。

その観点で見ると、2014年の単色デッキ、2015年の2色デッキは
それぞれ色事故が起きる確率は遥かに低いです。
(単色だと特定の相手に対して不利になることもありますが・・・)

また、2014年版、2015年版は、値段が比較的安く、入手しやすいということも挙げられます。
(投げ売り同然なところもあります)

ガチ勢のデッキと対戦すると、力不足かもしれないですが、
「統率者をこれから始めよう!」って人にはお勧めです。

ガチ勢へ挑むのは後回しにして、まずは多人数戦の環境に触れて、
少しずつルールを覚えていくこと。

これが、統率者戦を楽しむためのコツだと思います。

次回は、デッキの作り方について、書いてみようと思います。

コメント

レベラー
2017年6月16日21:55

>どれオススメかと言うと、
個人的には、2014年版、2015年版です。

 賛成!
2014年のエルフデッキと、2015年の白黒エンチャントデッキは、実際に製品のまま遊んでみましたが、ちゃんとした楽しいデッキになってました。
ブン回りして、なおかつ、周りのガチデッキがけん制し合っていたら、ごく稀に勝ってしまうこともあるレベルだと思います。

杏仁
2017年6月18日0:14

>レベラーさん
おおっ!使用者のご意見ありがとうございます!

他の年代の統率者デッキを仮組みして回したことありますけど、

2014年、2015年版が他の年代と比較して回しやすいですよね~。

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