EDHが市民権を得て、はや8年。

色々な環境があった。

今はもう組めないけど、一番強かったのはたぶんロフェロスだと思う。

1T→《ラノワールの使者ロフェロス》
2T→《隔離するタイタン》
という、尋常じゃないスピードで、戦場を支配していたデッキだったと思う。

そんな黎明期からしばらくたった、2011年。(第一次EDHブーム?)

MTGで、初めて多人数向けセットが発売された。
それが、統率者。

デッキは以下の5種。
・天空の業火/Heavenly Inferno (白黒赤)
・鏡の秘術/Mirror Mastery (青赤緑)
・反攻/Counterpunch (黒緑白)
・策略の傀儡/Political Puppets (赤白青)
・貪食と増強/Devour for Power (緑青黒)


当時は、EDHなにそれ?(笑)それより、スタンだぜ!!

的な雰囲気があったと思う。
しかしながら、スタンダードについていけなかった人、
マジックを引退した人にとっては、
『ローテーション落ちがなく、昔買ったカードだけで手軽にに遊べる環境』
ということでEDHだけならと復帰をした人が多かったのもまた事実。

だからこそ、Wizards社は多人数戦であるEDHの普及のために構築済みを発売した。

しかしながら、EDH人口はまだ少なかったため、売れるかどうか分からない統率者セットの発売は一種の賭けだったと思う。

そのため、生産量はそれほど多くない。
多人数戦をどう戦うか。ということに観点が置かれた構成だったため、
統率者2014、統率者2015とはデッキのコンセプトが全く違う。

【EDH】策略の傀儡
ジェネラル:1
1:《寛大なるゼドルー/Zedruu the Greathearted》CMD

クリーチャー:24
1:《ゴブリンの士官候補生/Goblin Cadets》CMD
1:《拒絶魔道士の代言者/Spurnmage Advocate》CMD
1:《前兆の壁/Wall of Omens》CMD
1:《濃霧の層/Fog Bank》C14
1:《ヨツンの兵卒/Jotun Grunt》CMD
1:《アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage》CMD
1:《宮廷の軽騎兵/Court Hussar》CMD
1:《ゴーマゾア/Gomazoa》CMD
1:《護衛のゴーマゾア/Guard Gomazoa》C13
1:《ヴィダルケンの策謀者/Vedalken Plotter》CMD
1:《否定の壁/Wall of Denial》CMD
1:《羽毛覆い/Plumeveil》MMA
1:《風生まれの詩神/Windborn Muse》CMD
1:《まやかしの預言者/False Prophet》CMD
1:《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》C14
1:《忠義の天主/Dominus of Fealty》CMD
1:《イゼットの時術師/Izzet Chronarch》CMD
1:《金属殻のカニ/Chromeshell Crab》CMD
1:《肉喰らうもの/Rapacious One》CMD
1:《ノールリッジの裁き人/Arbiter of Knollridge》CMD
1:《苦痛の芸術家、ニン/Nin, the Pain Artist》CMD
1:《豪腕のブライオン/Brion Stoutarm》CMD
1:《フォモーリのルーハン/Ruhan of the Fomori》CMD
1:《壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator》CMD

呪文:41
1:《渦まく知識/Brainstorm》CNS
1:《狼狽の嵐/Flusterstorm》CMD
1:《つっかかり/Lash Out》CMD
1:《映像のもつれ/Vision Skeins》C13
1:《罰する火/Punishing Fire》CMD
1:《渦巻沈め/Whirlpool Whelm》CMD
1:《花粉の子守唄/Pollen Lullaby》CMD
1:《危険な研究/Perilous Research》MMA
1:《混沌のねじれ/Chaos Warp》C14
1:《呪文丸め/Spell Crumple》CMD
1:《排撃/Repulse》CMD
1:《彼方からの呟き/Murmurs from Beyond》CMD
1:《奉納/Oblation》C14
1:《手綱/Reins of Power》CMD
1:《まき散らす殴打/Scattering Stroke》CMD
1:《野生の跳ね返り/Wild Ricochet》C13
1:《デアリガズの息/Breath of Darigaaz》CMD
1:《空中文字/Skyscribing》C13
1:《企業秘密/Trade Secrets》CMD
1:《ドラゴンによる死/Death by Dragons》CMD
1:《質素な命令/Austere Command》CMD
1:《暴動/Insurrection》CMD
1:《魂の捕獲/Soul Snare》CMD
1:《未達への旅/Journey to Nowhere》CMD
1:《亡霊の牢獄/Ghostly Prison》PC2
1:《禁固刑/Prison Term》CMD
1:《プロパガンダ/Propaganda》C13
1:《義務の誓約/Vow of Duty》CNS
1:《稲妻の誓約/Vow of Lightning》CMD
1:《戦争の最高潮/Crescendo of War》CMD
1:《殉教者の結合/Martyr’s Bond》CMD
1:《太陽の指輪/Sol Ring》C14
1:《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb》SOM
1:《予言のプリズム/Prophetic Prism》GTC
1:《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》CMD
1:《友なる石/Fellwar Stone》CMD
1:《天球儀/Armillary Sphere》C13
1:《吠えたける鉱山/Howling Mine》CMD
1:《勇者の兜/Champion’s Helm》CMD
1:《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》C13
1:《夢石の面晶体/Dreamstone Hedron》C14

土地:34
8:《平地/Plains》ORI
12:《島/Island》ORI
8:《山/Mountain》ORI
1:《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery》MM2
1:《ボロスの駐屯地/Boros Garrison》MM2
1:《統率の塔/Command Tower》C13
1:《進化する未開地/Evolving Wilds》ORI
1:《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》MM2
1:《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》C14


構築済みなのに、殺意というかヘイト値がめっちゃ高い構成になっている。
これ見たとき、『Wizards社やっちゃったな・・・。』

って思ってしまった。
なぜなら、これに収録されているのが「レガシー、ヴィンテージで使える。」から。

そのせいで、《狼狽の嵐/Flusterstorm》とかの値段が、今じゃドエライことになっている。

当時、3,000円の構築済み買っておいてよかったよ・・・。

《狼狽の嵐/Flusterstorm》はモダンじゃ使えないから、モダマスに再録されることもないので、どんどん値上がりするんだろうなぁ・・・。
コンスピラシー2とかでたら、再録される可能性はあると思う。

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